女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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パン宅配便「パンスク」で届いた仙台の「Bakery and cafe 3110」さんのパン食べてみました!

今年になってからパンの宅配便を利用しているのですが、そのひとつ、「パンスク」さん。

勝手に、6回コースだと思って、前回で終わり、と思っていたら、こちらでストップやお休みしない限り、ずっと続くそうで、7回目のパンが届きました。

今回は、仙台のパン屋さんからでした。

パン宅配便「パンスク」で届いた仙台の「Bakery and cafe3110」さんのパン食べてみました!

Bakery and cafe 3110さん

https://www.bakeryandcafe3110.jp/

 

こちらのパン屋さん独自でもパン宅配便をやっているようですね。

しかも、たっぷり入っている!

 

開けてみました!

 

いろいろ入っています。

 

パン屋さんからのカード

齋藤さんだから、3110なんですね。

最近、こういうお店多いですね。

フレンチのシェフになる予定だった方が作っているパンだそうで、興味がわきます。

食べてみました!

謎の黒パン

謎の、っていうのが面白いですね。

ブラックココアの黒でした。外はカリッとしていて、中しっとり

ホワイトチョコが甘いのですが、甘いところより、外のカリッとしているココアの部分が美味しかったです。ほんの少し塩気もあって、そこが美味しかったです。

 

ほうれん草とベーコン

ほうれん草がたっぷり入っていて、ベーコンの塩気がしっかりして美味しかったです。

生地がもっちりしているのは天然酵母と低温熟成発酵だからでしょうか。

 

パンオマイス

コーンがたっぷり入っています。

甘いけれど、塩味もあって美味しいです。バターを塗ると、甘みが増す気がしました。

この生地も、もちもちで美味しかったです。また食べたいパンです。

 

ポティロン

かぼちゃをしっかり感じる風味がいいパンでした。

かぼちゃの甘みともっちり感が美味しかったです。

 

サルタナレーズン

柔らかい生地で、レーズンたっぷりでした。

トーストしても、カリカリにはならず、まわりはサクッと、中はやわらかくて美味しかったです。

 

カンパーニュ

これだけは、スライスして焼くように、と書いてあったので、そうしてみました。

焼く前に、袋をあけただけで良い香がしました。粉の香でしょうか。

食べてみると粉の味もして、皮はカリッとしていて美味しかったです。

 

チャパタ

オリーブオイルの香がして、もっちりして美味しかったのですが、シンプルすぎたので、何かと一緒に食べたほうがよさそうです。

 

食パン

カリッと軽い感じです。

特に耳の部分がカリカリになるのですが、決して固くなるわけでなく、食べやすくて美味しいです。

ほんのり良い香もしました。毎日、食べ続けられるパンですね。

 

ということで、ひととおり食べてみて、どれももちっとしていたり、粉の味を感じたりして美味しかったです。

お値段もお手頃そうなので、近所にあったら、ちょくちょく通いたいなぁと思うパン屋さんでした。

ごちそうさまでした。

久しぶりに「きのう何食べた?」のラザニアを作って冷凍しました!

主人には、いつも「理解できない」と言われますが、大好きな映画やドラマは何度見ても楽しめます。

そんな大好きなドラマのひとつ「きのう何食べた?」

私は内野さんの大ファン。いつもとは違った役どころですが、この内野さんの演技も乙女で、お茶目でとっても楽しくて、本当に素敵なんです。

先日、また一気見、みたいに何本か続けてみていたのですが、そうすると、出てくるお料理を作りたくなります。

それで、久しぶりにラザニアを作ることにしました。

ただ、前回も作って、量が多いことはわかっていたので、敢えて、冷凍するように、と思って作ってみました。

久しぶりに「きのう何食べた?」のラザニア作って冷凍しました!

ラザニア作り

工程で難しいというのはそれほどないのですが、時間に余裕がないと、ちょっと面倒な気がしてしまって、なかなか作れないラザニア。

今回は、主人にも、ちょっと手伝ってもらって、作りました。

切ったり、ホワイトソースを作ったり、というのは主人のほうが得意なので。

1.まずは、野菜の下処理。玉葱1個とセロリ1本をみじん切りにしました。

今回は、マッシュルームも入れたので、そちらは薄切り

 

2.フライパンにオリーブオイルを入れ、そこへにんにく1かけ分(これはスライスにしました。)を入れて、香を出すように炒めます

 

3.そこへ玉葱とセロリも加えて炒めます。

 

4.豚挽肉250gとマッシュルームも加えて、炒めます。

 

5.トマト缶1缶と缶の2/3量の水をいれます。

 

6.コンソメとローリエ1枚、お好きなハーブと砂糖少々を入れて煮込みます。

 

7.その間に、ホワイトソースを作ります。

 フライパンにバター30gを溶かし、そこへ大さじ2杯の小麦粉を入れて炒めます。

 その中に、牛乳300ccを少しずつ加え、その都度よく混ぜてだまにならないようにします。

 塩・胡椒で味を調えます。

 

8.ラザニアを茹でます。ラザニアはくっつきやすいというので、オリーブオイルと塩を入れたお湯で茹でました。

 トングでかき混ぜながら茹でました。

 ラザニアの箱に日本語が書いていなくて(恐らく英語も)イタリア語はいっさいわからないので、数字を頼りに読んでみたところ、どうやら「沸騰しているお湯で4分茹でる」みたいなことが書いてありました。

 20分、と書いてあるのはオーブンでの焼き時間のように読めます。イタリア語わからないですが。

 

9.ミートのトマトソースもこんな感じで煮詰まりました。塩・胡椒で味を調えます。

 

10.耐熱容器に重ねていきます。

 まずトマトソース、パルメザンチーズをかけて、ラザニア、

ホワイトソース、茹でたほうれん草、とろけるチーズ、ラザニア、という順番でのせていきます。

 

私ののせる量が多いのか、そんなに何度も重ねられないのが残念ですが、一番上をトマトソースにして、出来上がりとしました。

焼く前にチーズをかけて、焼くつもりです。

これを冷凍しました。

 

残ったはんぱで(そう、ラザニアも我が家の耐熱皿より大きかったので)その日食べる分のラザニアも作りました。

こちらは、最後のトマトソースがなくて、上がこんな感じです。

ちょっとカリカリに焼き過ぎましたが、美味しく楽しみました。

 

あとは冷凍庫にある2つをいつ味わおうか楽しみです。

 

 

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喫茶店に行くはずが急遽、洋食屋さんへ、でも喫茶店の雰囲気もありでした。

最近のお気に入りのテレビ番組の一つに「飯尾和樹のずん喫茶」というのがあります。

私自身は、お茶、コーヒーよりお酒が好きなので、喫茶店、というのには殆ど行ったことがないのですが、そんな私でも、この番組を見ていると、喫茶店っていいなぁ、行ってみたいなぁと思います。

先日、お散歩がてら、近くの喫茶店に行ってみようと思ったのですが、候補の1軒目は、看板にビニールがかかっており、どうやら休業中のようで、もう1軒は、あまりの煙さに(外まで煙草のにおいがあふれていました)入るのをためらい、その日の喫茶店体験は延期となりました。

そこで、どこかいいお店ないかなぁと思っていたところ、一緒にいた主人が、前に一人で散歩したときに見つけた気になるお店がある、ということで行ってみました。

喫茶店に行くはずが急遽、洋食屋さんへ、でも喫茶店の雰囲気もありでした。

ブラウニー&クッキーさん

tabelog.com

 

目黒駅から10分くらいのところにあります。

こんな感じで、メニューも貼ってあります。

実は、主人が気になっていたというのは、前に「牡蠣」のメニューが貼ってあって、牡蠣好きの私が喜びそう、と思ってくれたそうなのですが、残念ながら、このとき、牡蠣は見当たりませんでした。

メニュー

すごく読みやすく綺麗な字で書かれています。

とりあえず入ってみることにしました。

店内は、カウンター席のみで8席くらい、1席ごとにアクリル板が置いてありました。

もっと広い店内だと思っていた主人はびっくりしていました。

「こちらへ」と通されたのは、シェフの真ん前のお席、ちょっと緊張です。

そう、うちの両親ぐらいかなぁ(失礼?)ご夫婦おふたりでやっているお店のようです。

食べたもの

サラダ

サラダは、いくつかお皿に盛り付けて、カウンターの上に置いてありました。(上にペーパータオルは置いてあります)

ドレッシングが、イタリアン・和風・シーザーから選べるとのことでした。

私は白ワインと一緒に楽しむことにしました。

ドリア

「冬メニューが始まって、ドリアもありますよ。」と言われたので、ドリアにしてみました。

薄いお皿ですが、これだとチーズの部分をたくさん楽しめていいですね。

ホワイトソースの下には、ケチャップライスですが、具はピーマンがいっぱい入っていました。

ハンバーグ

主人は、ハンバーグにしていました。

オーブンで焼いて、登場したのですが、あれっいつフライパンで焼いていたの?とびっくりしていました。

ソースは、ドミグラスソース、というよりケチャップとソースで作ったソースのような味だったようです。

デザート

サラダとメインで終わりかと思っていたら、デザートとコーヒーもつきました。

そして、デザート、レトロプリンです。

私はとろけるプリンは苦手なので、こういうプリンで嬉しかったです。

そう、このプリンとコーヒーですっかり喫茶店気分も味わえてしまいました。

喫茶店で、サンドイッチでも、なんて思って出かけたのに、こんなにしっかり食べてしまい、お腹いっぱいでしたが、普段行かないようなお店に急遽、行くことができて、楽しい時間を過ごしました。

初めて行ったのに、なんだか懐かしいようなホッとするようなそんな気分のお店でした。

どうもごちそうさまでした。

今週の女将弁当は、海鮮旨煮やかにかま卵などの中華弁当です。

今日はなんだか寒々しいなぁと思ったら、立冬なんですね。

これからどんどん寒くなるかと思うと、寒がりな私は。何か楽しいことを考えないと、と焦ってしまいます。

さて、今日は、お店で私が担当している女将弁当の話です。

毎週月曜日と金曜日のお昼に販売していて、メニューは週替わりになっています。

今週は、中華弁当。またまたご飯が進むおかずいろいろのお弁当です。

今週の女将弁当は、海鮮旨煮やかにかま卵などの中華弁当です。

11月7日(月)と11日(金)のお弁当

海鮮旨煮

蟹出汁入りかにかま卵

しらたきのビーフン風炒め物

ピリ辛きゅうり

黒米入りご飯 です。

献立の内容

海鮮旨煮は、海老、いか、帆立入り、野菜は、玉葱、白菜、青梗菜、パプリカといろいろ入っています。

とろみがついてご飯にぴったり。ついつい進む味わいです。

そして、とろみと言えば、今日の卵には、あんがかかって、これもご飯にのせて食べても美味しいのですが、蟹のお出汁とかにかまが中に入った玉子焼きで、すっかり蟹玉の味わい。

本当の蟹は、このお弁当の値段からいくと使えないので、以前は、蟹缶を使って蟹たまを作ったりしていたのですが、それでも、お手頃な蟹缶だと、蟹の味があまりわからない、という残念なことがありました。

なので、今回は、いさぎよく実は、かにかま、でも、蟹のお出汁を入れているので、蟹の味わいを感じられます。

ふわふわの焼きたてにアツアツのあんをかけて入れるので、とっても美味しいですよ。

炒め物は、しらたきのビーフン風。ビーフンってヘルシーなイメージかもしれませんが、調べてみると、びっくり。お米と同じくらいのカロリーなんですね。

なので、今回は、そのビーフンのかわりにしらたきを使って。

そうしたら、しらたきって、これまたびっくりするくらい低カロリー

お肉、にら、筍、椎茸など具沢山で作ったビーフン風、たっぷり食べられて低カロリーって嬉しいですよね。

あとはピリ辛きゅうりを箸休めにどうぞ。

今日のこちらのお弁当、しっかりボリュームはありますが、約550kcalです。

今日もお肉、魚介、卵が入って、蛋白質たっぷり、野菜もたっぷり摂れるお弁当になっています。

こちら、お持ち帰りや¥880ですが、+¥70でイートインもできます。

イートインですと、お皿にのせて、こんな風にお出しします。

定食のように楽しめますので、なかなか人気です。

来週の献立

来週は久しぶりに洋食のお弁当です。

ふわとろ卵のオムライス、白身魚の粒マスタード焼き、さつま芋のサラダにする予定です。

また焼きたての卵をのせたオムライスにするので、きっと美味しさを楽しんで戴けるはず。

そちらもよろしくお願いします。

最近はまっているパッタイ、麺を買ってきて、作ってみました!

もともと辛い物がそんなに得意ではないので、あまりアジアン料理に興味がなく、今まで殆どお店に行ったり食べたことがありませんでした。

ですが、先日、お友達に連れていってもらってから、辛いものだけではない、ということを知り、そして、そのときはじめて食べたパッタイも美味しいと知り、家でも作ってみたくなりました。

となると、まずは、主人にも、そのお店のパッタイを食べてもらい、味を覚えてもらい、それから作ってみることに(?作ってもらうことに?)しました。

前回は、KALDIで売っていたパッタイセットを買ってきて作ったのですが、思いのほか辛く、お店で食べたものとかなり違ったので、麺だけというのを買ってきて(残念ながらKALDIには麺だけは売っていませんでした。)唐辛子を入れずに作ってみることにしました。

 

最近はまっているパッタイ、麺を買ってきて、作ってみました!

材料

パッタイの麺(フォー) 180g

海老 6尾

ベーコン

もやし 1袋

にら 5本

卵 1個

ナンプラー 大さじ2

オイスターソース 小さじ21/2

ざらめ 小さじ1

酢 大さじ1

鶏ガラスープの素 小さじ1/2

胡椒

カシューナッツ(飾り) 本当はピーナッツかも

 

本当はベーコンではなく豚肉、と思ったのですが、解凍が間に合わず、冷蔵庫にあったベーコンを使いました。

 

作り方

1.麺をぬるま湯に20分つけて、柔らかくします。

20分たつとこんな感じ。

しっかり柔らかくなっています。

 

2.材料を食べやすい大きさに切ります。海老も食べやすいように尻尾だけ残して、殻を剥きます。

 

3.調味料を合わせておきます。

 

4.フライパンに1.の麺を入れて炒めます。

 

5.にらと海老を入れて炒めます。

 

6.ほかの材料も加えて炒めます。

 

7.3.のたれを入れてよく混ぜます。

 

8.溶き卵を加えて全体を混ぜます。

 

出来上がり!

 

器に盛って、カシューナッツや小葱を散らします。

ライムがあれば、添えるのも良いですし、また、前にご紹介したタヒン、お好みでかけると美味しいと思います。

 

食べてみました!

お店で食べた味とは違いましたが、美味しいパッタイが出来上がりました。

あのもちもちの麺ってやっぱり美味しいですね。2人前にしてはたくさんできてしまったのですが、ついついお替りして食べてしまいました。

次回は、もうちょっと甘酸っぱい味付けにして味わってみたいです。

あと、卵は、前回のように、最初に入れて、ふわふわにさせたほうが私は好きかなぁと思います。

また近々、挑戦します。

 

 

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今週の朝ごはんあれこれ、やっと山形県産のつや姫の新米が買えました!

お米は、ご家庭によって、それぞれ好みのものがあると思いますが、我が家はもう長年、山形県産のつや姫

何か月か前に機会があって、違うお米3種類食べ、先月は、宮城県産のササニシキも味わってみましたが、やっぱり好みだなぁと思うのは、山形県産のつや姫

もっちりしていてお米の旨みをしっかり感じる美味しさでお気に入り。

ですが、この秋、なかなか新米が出なくて、ずっと待っていたんです。

11月に入ってからかなぁとあきらめていたら、先週末、たまたま行ったスーパーで新米をみつけたので、喜んで買ってきました。

今週の朝ごはんあれこれ、やっと山形県産のつや姫の新米、買えました!

つや姫

こちらです。待っていたつや姫さんです。

ご飯

シンプルご飯

まずは、そのままの美味しさを味わうために白ご飯です。

梅干し、たらこ、海苔と一緒に。

「やっぱりつや姫は美味しいね~」と新米を食べてしみじみ嬉しく思いました。

その後、早速、手巻き寿司でもご飯の美味しさを味わいました。

お味噌汁は、先日のフリットのとき、赤海老を買ったので、その頭でとったお出汁で作りました。

海老のお出汁ってほんと美味しいですね。

パスタ

海老のパスタ

買ってきたパスタソースなのですが、2人前なのに、ソースが少し少なくて、味もそれほど・・・だったので、ちょっと残念でした。

具も入っていないソースなので、ハムをのせていただきました。

伊勢海老のポタージュスープパスタ

こちらは、先日のブログに書いた「伊勢海老のポタージュスープ」を使って作ったパスタです。

こうやって書いていると、自分が好きなので、海老がしょっちゅう登場していますが、食べ過ぎで、主人が海老嫌いになってしまわないことを(以前、あまりに登場が続いて一時、嫌になってしまったことがあったんです)祈ります

パン

パンスクのパン

今回は、仙台のパン屋さんから届きました。まだ半分あるので、全部食べたら、また感想、書きますね。

エビカツバーガー

大好きなエビカツを(はい、また海老です)いつも主人にまとめて作ってもらって、冷凍しているのですが、それを朝から揚げて、エビカツバーガーにしました。

朝から揚げ物、って感じですが、このヘビー級は、やっぱり朝ごはんが一番安心して食べられるので、いいのです。

たっぷりタルタルソースを作ってのせて、今回も美味しくいただきました。

麺類

鶏鍋の〆ラーメン

前回の〆ラーメンが太すぎていまいちだったので、もう少し細い麺を買ってきました。

やっぱりこれくらいのほうが〆ラーメンには美味しいです。

煮卵も定番化しつつあります。

パッタイ

最近、はまっているパッタイ、またまた作ってみました。

今回は、パッタイソースは使わず、ナンプラーやオイスターソースで作ってみました

この作り方については、明日のブログに書きますね。

 

ということで、なんだかちょっと太ってきたような・・・食欲の秋は誘惑がいっぱい。

美味しく食べられるためにも頑張って運動(ウォーキングぐらいですが)しないとです。

 

大好きなお酒、東京の「屋守」は美味しいだけでなく、お料理との相性もぴったりです。

昔から気に入っている東京のお酒、屋守

うちのお店にもファンが多く、名前が気になる方も多いです。

東京のお酒、と紹介すると「東京にもお酒あるの?」とびっくりされる方が多いのですが、一度飲むとファンになる方が多いお酒でもあります。最近もとっても人気です。

おりがらみや夏のお酒は、日本酒初心者でも飲みやすく、しっかりした純米は、日本酒好きの方がはまってしまうお酒で、飲兵衛の私はどちらも大好き。

今回、ご紹介するのは、そんな屋守の秋のお酒です。

屋守 純米 無調整

東京都東村山市 豊島屋酒造さんの屋守 純米 無調整

ラベルも秋らしいというか、ちょっと渋い色合いですね。

お米は、広島県産の八反錦100%。

屋守は、私の好きな雄町のほかは、この広島県産の八反錦を使っているお酒が多いように思えます。

うちのお店は、生酒が多いですが、今回は、珍しく火入れです。

無調整は、無濾過、無加水とのことです。

そう、この名前、初めての方は、間違えて「やもり」と読む方も多く、でも、何年か前からラベルの裏側には、ヤモリの絵も入っているのです。

 

飲んでみました。

味わい

しっかりとした味がありつつも、まろやかさを感じます。バランスが良いということでしょうか。

一緒に味見をした主人は、キリっとした男前のお酒のようだ、とのことです。

 

合わせてみた肴

お刺身

まずは、王道のお刺身から。

お酒、お刺身、どちらかが勝つ、強い、というのはなく、両方美味しく味わえました。

サラダ

サラダなので、酸味のあるお料理ですが、それを食べてお酒を飲むと、お酒のふくよかさをより感じて、とても美味しかったです。

鶏鍋

鶏と野菜たっぷり、お魚も少し入ったお鍋です。

今回は、あまり甘くせず、お醤油の味をきかせた味付けだったのですが、その醤油の塩分で、お酒がほのかに甘く感じました。ただ、キレはいいので、大変美味しく、このお鍋にぴったり、どんどん進む美味しさでした。

しそあんず

これ、見るとついつい買ってしまう、大好きなしそあんず。

東北の物産展のようなところで見つけました。

こういうのも日本酒に合わせてみたら、どうかしら、とやってみたら、フルーティに感じてとっても美味しくなりました。

いつもは、ワインのお供にしてしまうおつまみですが、日本酒と楽しんでも、フルーティになって美味しいと新しい発見でした。とっても良い相性でしたよ。

まとめ

今回、大好きな屋守を改めてじっくり味わってみて、やっぱり美味しいお酒だなぁと思いました。

日本酒好きの方にファンが多いので、玄人受けするようなお酒のように思えていましたが、それだけで飲んでも美味しいですし、どんなおつまみともよく合う素晴らしいお酒だと思いました。

しそあんずも美味しかったですし、やっぱり一番美味しかったのがお鍋。

お醤油味との相性もそうですが、煮込んだ葱の甘みとお米の甘みが似ているのか、とってもよく合いました

屋守は、食中酒、という感じの控えめなお酒ではないですが、お鍋やおつまみを食べている間ずっと飲み続けたいお酒だなぁと、つくづく思いました。