今年は緊急事態宣言だったりまん延防止措置期間だったりと、ほぼ自粛の日々でしたね。
うちのお店も普通に営業することがずっとできず、先日やっと久しぶりに夜の営業を始めたところです。
私達自身、今年は外食も殆どしていなくて、宣言期間中もずっと我慢していたので、半年、どこにも行っていませんでした。
やっと行けるようになりましたので、まずは知っているお店のほうが、こちらも安心ということで、お知り合いのお店、恵比寿にある小泉料理店さんへ行ってきました。
半年ぶりの外食は、小泉料理店さんへ行ってきました!
小泉料理店さん
うちのお店が広尾にあった時、小泉さんがお隣のお店で少し働いていたことがあって、お話しするようになりました。
そして恵比寿でご自分のお店を出されたときから、何度かお邪魔しています。
と言っても1年半ぶり。
前回お邪魔したのは、去年の3月なんですね。
ワイン
スパークリングワイン
フランス産でした。まずはこちらで乾杯。
白ワイン
主人が赤ワインが好きなので、赤ワインをボトルでいただいていたのですが、白ワインの方が合うお料理が出てきたので、グラスでいただくことに。
久しぶりに国産ワインを、と思い、北海道のナイアガラを。
でも、私やっぱり国産ワイン、あまり得意じゃないみたいです。
赤ワイン
こちら、イタリアワインなのですが、葡萄を搾った後、搾りかすを再度入れて作ったワインで熟成感と若さの両方を味わえるとか。
そのコメントに惹かれて、2人してこれを選び、ボトルでいただきました。
甘い香りがして、果実味があって、確かにしっかりしつつフレッシュ感もあって美味しかったです。
おまかせコース
今は2種類のおまかせコース(6600円と8800円)をやっているそうです。
6600円のコースは、軽めと言ってもお肉もお魚もついています。
そして、そのコースでも食べきれなそうなときは、食べられない部分をはずしてくださるということで、私達はスープをはずしていただきました。
アミューズ
フランス産のそら豆だそうです。そら豆と言ってもグリーンピースみたいにちっちゃいです。
茹でたてアツアツ、塩加減もいい感じで、とっても良いおつまみになります。
ずっと忘れていましたが、以前にもこちらのお店でいただいています。
冷たい前菜
秋刀魚と林檎のタルトです。
林檎はキャラメリゼしてあります。秋らしいお料理ですね。
半分に切っていただいたのですが、うまく口に入れるのが大変で、お箸もあるのが有難いです。
あったかい前菜
鴨ともつの焼売だそうです。
もつの脂っぽさは殆ど感じません。鴨、お肉って感じです。
黒酢がかかっていたので爽やかに味わえました。
やっぱりアツアツのお料理っていいですね。
お魚料理
いちじくとフォアグラと平目
ちゃんとした料理名を覚えていなくてすみません。ナオキチ柑橘、というメモが残っているのですが、聞き間違え?
とにかく、これは、もう白ワイン、と思って急いでお願いしました。
白子と白茄子とマッシュルーム これも料理名でなくすみません。
白子好きなので、美味しくて嬉しかったです。
メインのお魚料理
さわらのソテー こぶみかんソース
なかなかのボリュームです。
メインのお肉料理
鹿のグリル トリュフソース
鹿と言っても勿論、臭みはなく、柔らかく、とっても食べやすく美味しくいただきました。
ということで、いろいろたくさんいただきました。どれも繊細なシェフの技を感じましたし、秋らしいお料理もあり、とっても美味しかったです。
小泉さんごちそうさまでした。
お会計
こちらのコース2人分と、主人が瓶ビール、私がスパークリングワイン(グラス)、白ワイン(グラス)、2人で赤ワイン(ボトル、これは¥6800でした)をいただいて、¥22,820でした。
おまけのひとり言
こんな風にちょこちょこいろんなお味を楽しむなんて、かなり久しぶりでした。
毎日お家ごはんでしたので、人に作って戴くお料理っていいですね。
しかも出来立てアツアツのものを食べられるのは幸せです。
主人も美味しいお料理を作ってくれますが、うちは創作というのではないので、こういうフレンチ和食、のようなお料理がほんと久しぶりで新鮮でした。
そして、いつも毎日毎日、一緒に食事をしている夫婦ですが、場所が違うと気分もかわっていいですよね。
先日、うちのお店に、コロナ禍になって以来の常連さんがご来店されたのですが、お出汁のお椀やお刺身など本当に美味しそうに召し上がってくださって、「こういう料理食べたの1年以上ぶりだよ」とか「これでまた半年寿命がのびたよ」なんて言ってくださって、こちらも本当に嬉しかったです。
でも自分の大切な人、仲間と美味しいものを食べるっていうことがつくづく大切だし、幸せなことだと思ったのでした。