女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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七草の日なので、七草粥ならに七草ごはん炊いてみました!

今日は七草の日ですね。

皆さん、春の七草ってわかりますか。

芹(せり)、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、の7つです。

ふと言ってみたら、覚えていました。私。

一年中、この日しか思い出しませんけどね。

お正月明けのこの日、胃が荒れているこの時期に、七草のお粥を食べて、胃腸を労わる、という意味もあったと聞いていますが、この七草粥を食べて、一年の無病息災を願うんですよね。

こういうのは、行事というか、やらないと、何かあった時に気になってしまう気がして、毎年、食べている我が家です。

今日も例年のように、七草粥を、と思いましたが、朝の忙しい時間、というか、ちょっと寝坊したこともあり、七草ご飯に変更。

ちょっと柔らかめの七草ご飯を炊いて、味わいました。

 

七草の日なので、七草がゆならに七草ごはん炊いてみました!

七草

スーパーで買った七草セット。

今回、フリーズドライになっているものもあってびっくり!

炊いたお粥やご飯にささっと、ふりかけのようにかけるだけで簡単に楽しめる、というもの。

1人暮らしの方や、食べる時間が違うご家族の方、ちょこちょこ楽しみたい方にいいですね。

私が買ったこちらのセットは、こんな風に入って、¥498

八百屋さんやスーパー、何軒か見ましたが、今年の相場は、このお値段でした。

葉っぱは、ちょっと少ないなぁと思ってので、私は蕪(すずな)が一番大きいのを選んでみました。

そうしたら、主人に「これなら、皮、剥かないとだな~」と言われて、あれっ、失敗?と思いましたが、綺麗に剥いて、切ってくれました。

下ごしらえ

蕪と大根は、細かく切って、ほかの葉っぱはザク切です。

下茹でする場合もありますが、今回は、前の日に、洗って、ざるにあげておきました。

炊く

ゆったり炊く時間があれば、もっとたっぷりなお水で、ことことじっくりお粥にしたかったのですが、主人が、「まだ噛めるから、ご飯でいいよ」と前日から言っていたことに甘えが出たのか、今日に限って、起きた時には、じっくり炊く時間がない時間

いつも目覚まし前に自然に起きるのに、昨日、遅かったからか、目覚ましでびっくり飛び起きました!

慌てて、ちょっと多めのお水で柔らかめのご飯くらいに炊いてみました。

洗ったお米に、大根と蕪は最初から入れて、お塩もちょっと振って、まずは強火で。

 

沸騰したら、全体を混ぜて、お塩をちょっとふった葉っぱも入れて、弱火で13分。(1合)

 

炊きあがり!

美味しそうな七草ご飯が炊けました!

食べてみました!

塩加減を控えめにしていたので、お好みで塩をちょっと足したり、佃煮の海苔をのせたり、桜海老を混ぜたりして、いろんな味を楽しみました。

これで、今年も大丈夫。

みんな健康で幸せな一年が過ごせますように。

昔から伝えられている行事は大事ですね。