4月の頭にもご紹介した東京都東村山市のお酒、屋守、私も大好きですが、根強いファンが多いお酒で、特に日本酒好きの方が多いお酒です。
この度、夏のお酒が出たので、早速、入荷し、皆さんに味わって戴いております。
既に、お気に入りになった方もいらっしゃいました。
屋守 純米中取り 直汲み生
東京都東村山市の豊島屋酒造さんの屋守 純米中取り 直汲み 生
広島県産の八反錦100%です。
夏酒らしい綺麗な水色の瓶、そして、微発泡タイプなので、ぷちぷちが癖になって、とまらないなんて方もいらっしゃいます。
飲んでみました。
味わい
やはり軽くシュワっと感じます。
ほのかに甘みを感じますが、キレはあり、まろやかさもありますが、飲むほどにしっかりと甘み、旨味を感じるお酒です。
日本酒好きが好きになる味ですね。
お薦めの肴
島らっきょう
つんとした辛みが美味しい島らっきょうですが、こちらのお酒と味わうと、つんを和らげてくれるので、相性バッチリです。
茄子の揚げ浸し
少し甘めのお出汁に漬けておいたところ、この甘さがよく合いました。
茗荷の爽やかさが、お酒の甘みを引き出して、よりしっかり感じられました。
牛肉とセロリのしぐれ煮
セロリのシャキっと感を感じたくて、セロリは煮込まず、あとの方に入れました。
お肉の甘辛さもぴったりですが、セロリの強さがお酒といい相性で、もっともっとたっぷり入っていても合いそうでした。
冷しゃぶサラダ
今回は、前にご紹介した甘辛のたれをたっぷり使って、楽しみました。
お薦めのたれは、こちら。
そのたれとの相性もいいですし、胡瓜のパリパリ感が良かったのですが、実は、最後にのせようと茗荷と長葱をたっぷり切っていたものをのっけ忘れ、その薬味があったら、もっとお酒と楽しめそうでした。
鱸の塩焼き
焼き鳥みたいに見えますが、鱸を串焼きしています。
お魚が優しい味なので、お酒の方が主張してしまいました。
ちょっと辛さを足しても、お酒の味がぶれないので、魚を引き立て役にして楽しむならいいと思います。
最後に
最初にも書きましたが、私は大好きな屋守ですが、板長(主人)には強かったようで、残念ながら、好みは分かれてしまうお酒かもしれません。
夏のお酒なのですが、軽めなお酒ではないので、合わせる肴としては、結構、強いものでも大丈夫、むしろそのほうが楽しめます。
夏のお酒らしく、セロリ、茗荷、らっきょうなど香りに特徴のあるものによく合い、一緒に味わうと、隠れているお酒の甘みをふわっと感じるというのが、良かったです。
是非、一度、お試しください。