女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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この季節に食べたい爽やかな一品、おつまみにもお薦めです。

東京では初夏のような陽気が続いていて、ちょうど気持ち良いのですが、そんな季節って長く続かないのが今の日本。

いよいよ梅雨入りしそうですね。

雨が続くのも嫌ですが、なによりムシムシ、ジメジメというのが嫌ですね。

そんな時、せめて、食べ物くらいは、爽やかなものを食べて快適に過ごしたい、そんな風についつい考えてしまう、やはり食いしん坊の私です。

先日、今の時期に特に美味しいものを作って楽しんだので、それをご紹介します。

 

この季節に食べたい爽やかな一品、おつまみにもお薦めです。

鰹のたたきサラダ

この時期、鰹が食べたくなるのですが、我が家は薬味たっぷりで食べるのが好きです。

脂がのっている戻り鰹の時もですが、まだ若々しいサッパリめの初鰹も、そのままではちょっと物足りない気がするので、薬味たっぷりで食べると美味しいです。

今回は、新玉葱と生姜と小葱と青じそを使っています。

どれも細切りにしてたっぷり用意して、鰹のたたきの下に敷いて盛り付けました。

こんな風に薬味たっぷりのようですが、食べ始めると、もっともっと薬味を食べたい、となるので、別皿にさらにたっぷり用意しておいて、追加していただきました。

サラダ感覚ですね。

カルパッチョソースも用意して、かけて食べたり、ドレッシングやポン酢、スイートチリソースも美味しいです。

ちなみに、一緒にのせているのは、汐っこ(かんぱちの小さいの)。

お刺身とたたきで楽しみました。

新生姜で酢の物

新生姜

ちょっと前から、八百屋さんやスーパーで新生姜をみかけるようになりました。

何を作ろうかなぁ、ガリでも作ろうかなぁと、とりあえず買って来て、まずは酢の物でいただくことにしました。

あるもので、ちゃちゃっとなので、胡瓜とわかめです。

酢の物

私が作ろうとしていたら、私には細く切れないに違いない、と思った主人が、「新生姜、切ろうか」と声をかけてくれて(たぶん、任せておけない、と思ったのです)、細く綺麗に切ってくれました。

塩もみした胡瓜と、鳴門わかめ、上に新生姜をのせて、簡単酢みたいなもの(今回は、ラカントの万能うまみ酢を使用)をかけて、出来上がりです。

混ぜながらいただいてみました。

新生姜の爽やかな香りが、季節を感じます

軽くツンとするのですが、ふわっと香る香がなんともいい感じ。

家にあった食材で、ただ、酢の物ですが、この新生姜のおかげで、ちょっとランクアップした一品になったような気までしてしまう、楽しいおつまみでした。