女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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あんなに緊張してフリーフローしたのもなかなかない体験でした。

前々から気になっていたお店、イタリアンがあったのですが、二人で行ったりするよりみんなで行ったほうが楽しそうなお店だなぁとおもっていました。

今回、お友達と主人と3人で食事をする機会があったので、それならば!とこちらのあお店を予約しました。

こちらのお店は、コース料理がいくつか種類があり、お料理もプリフィクスで、好きなものを選べるのですが、ワインのフリーフローも付けられるようになっていて、ワイン好きのお友達と楽しみに行ってきました。が・・・

 

あんなに緊張してフリーフローしたのもなかなかない体験でした。

お料理メニュー

お料理は、黒板に本日のメニューが書いてあって、ここから選びます。

私達は4品のコースにしていたので、前菜・パスタなど・メインから4品選んでいいとのことでした。

美味しそうなメニューがたくさんあって迷います。

みんなでそれぞれ好きなものを言って、相談して決めました。

ワインメニュー

こちらのワインがフリーフロー。

スパークリングワインは1種類ですが、白ワインも赤ワインも3種類ずつあって選べる、というのが凄いよね~いいよね~と行く前から楽しみにしていました。

「お料理とワインを合わせて楽しめます」とのことだったので、自分で好みで選んではいけないのかなぁと思ったら、そういうことではないようでした。

私達が今回選んだお料理が、白ワインに合う感じのものばかりだったので、聞いてみたら、「まぁお好みなので、そういうお料理で赤ワインを飲む方もいらっしゃいますので」とのこと。

いろいろ考えず、とにかく好みでいいんですね。

食べたもの

砂肝とじゃが芋のコンフィ

まずは、こちらの前菜から。

真ん中に1皿置かれて、お取り分けです。

パン

オリーブオイルと塩で。

あたたかくなかったのがちょっと残念でした。

ホタルイカとアンチョビ、からすみのペペロンチーノ

パスタは、それぞれのお皿に入れてサービスしてくださいました。

そんなにピリッと感はなく食べやすかったです。

栗ガニのトマトクリームリングイネ

パスタが美味しいという評判だったので、私達はパスタを2品にしました。

甲羅がのっていて、わぁと思ったのですが、勿論、中は綺麗になっていて、飾りでした。パスタ自体は結構アルデンテでした。

メカジキのピスタチオ香草パン粉焼き

こちらは3切のっていたので、1人1切れずつ。

普段だとこのあたりになると、いい感じで酔っぱらっているのですが、誰も酔っぱらっていない珍しい光景

デザート

デザートの盛合せです。

私はあまりデザートを食べないですが、それでも、アイスものっているので、こういう盛合せをみんなでつつく、というのはちょっと難しかったです。

お料理全体に不思議だったのは、どれもアツアツではなかった、ということ。

決まっているお料理ではなく、選んだので、作り置きということはないと思いますが、パスタもメインもアツアツではなかったので、きっと温度で美味しさがずいぶん変わっていたんだろうなと思いました。

ワインのフリーフロー

そう、そして、問題のワインですが、はじめスプマンテで乾杯して、みんなして喉を潤す感じで飲んでしまい、もう1杯スプマンテを飲んでから白ワインにいきたいな~というのが3人ともの意見だったので、みんなでお替りをしたので、それがいけなかったのか??

グラスはスプマンテと白ワインは同じグラスを使ってください、ということで、白ワイングラスに、スプマンテを注いでくれたのですが、結構たっぷり。

お替りもたっぷり入れてくれたのですが、「日頃、ワイン飲みますか?」と質問されました。

ワイン好きの私達は「飲みます!」「毎日、飲んでます!」と答えたのですが、「これで皆さんで1本開けたことになります」というお返事。

どういうことだろう??

3人で1本なんて、まだまだの量なのに、既に飲みすぎ注意?

でも、いろいろお試しください、でそんなことはないか?

酔っぱらって、乱れるな、ということ?

と、みんなして疑問の中、これはおとなしくワインを楽しまないといけない、という気分になってきました。

その後、白ワインと赤ワインもいただきましたが、とにかくゆっくりおとなしく・・・

なんだか私達らしくない味わい方で、こんなに緊張してフリーフローにのぞんだのもなかなかないなぁと思いました。

最後も「デザートにコーヒーがつきますが、コーヒーでいいですよね?」と。

他に何か選択肢はあったのか、「もうお酒は出ないぞ」と言いたかったのか不明ですが、なんだか怖い感じで、「はい」と言うしかない雰囲気。

ということで、ワインを飲んだものの気分よく酔っぱらう、という風にはなれず、勿論、二次会へ直行でした。