女将の食卓

恵比寿の和食屋の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

福島県の大七、皆伝の純米吟醸は、生酛だけど飲みやすくじっくり美味しいお酒でした。

昔々、私たちがお店を始める前、主人が店長をやっているお店が築地にあって、その頃、私もお手伝いしていたんです。

その頃の常連さん(おとうさんと呼んでいます)が、とっても楽しく良い人で、福島県のいわきから単身赴任でいらしていたのですが、その後、いわきにも遊びに行かせていただき、妹やお友達も一緒に行ったりして、親戚のようなお付き合いを長年しています。

こちらもお中元やお歳暮を送っていますが、おとうさんも、いつも福島の美味しいものを送ってくれます。

お酒が届くことも度々。

今回は、こんなお酒が届いたので、載せておきます。

 

福島県の大七、純米吟醸は、生酛だけど飲みやすい美味しさでした。

大七

大七は、福島で有名なお酒ですよね。

ですが、実は、私、生酛とか山廃といった造りのお酒が得意ではなく、ちょっとどうかなぁとおっかなびっくりでしたが、

飲んでみました!

味わい

それほど吟醸香はないのですが、生酛らしい香りがします。

ただ、思ったよりまろやかで飲みやすいです。

合わせてみた肴

今回、実は、女将弁当で作ったおかずが、このお酒に合いそうだったので、ちょっとアレンジしてみたりして一緒に楽しみました。

きつね煮

揚げさんと葱をちょっとくったり煮ました。

揚げさんにも味がしみていて美味しいです。

セロリつくね

鶏のつくねにセロリたっぷり、セロリの葉っぱも入れて作りました。

ふわふわつくねに、セロリの爽やかな香りがします。

鰻の卵とじ

鰻の蒲焼きをお出汁でちょっと煮て、溶き卵でとじました。

ふっくら鰻とふわふわ卵がとっても美味しく、上に飾った紫蘇もアクセントになって、どんどん進む美味しさでした。

 

おつまみはどれも美味しく、お酒も一緒に楽しみましたが、このお酒は、どのおつまみと飲んでも変わらず同じ味わいで美味しく楽しめました。

なので、合わないおつまみがあまりないお酒、万能かもしれません。

一口目で、美味しい!というより、じっくり飲んで美味しさを実感し続ける、そんなお酒に思えました。

 

上等な美味しいお酒、ごちそうさまでした。