女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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サッパリ美味しい夏野菜メニューあれこれ

危険なくらいの猛暑が続いています。

夏真っ盛りですね。そんな夏に美味しい夏野菜。

夏野菜と言うとカラフルなものが多いですよね。

胡瓜、トマト、ズッキーニ、茄子、パプリカ、おくら、みょうが・・・と彩りの良い野菜を使ったお料理は見た目にも綺麗で、食欲がわきます。

今回は、そんな夏野菜を使ったおかずを15品、今日と明日ご紹介します。

簡単に作り方ものせていますので、夏野菜で何か作ろうかなと思ったとき、気軽にやってみてくださいね。

 



サッパリ美味しい夏野菜メニューあれこれ

冷たくサッパリした夏野菜の料理

夏野菜のテリーヌ

ズッキーニ、おくら、パプリカ、プチトマトなど彩りの良い野菜を使って、ゼリー寄せにしたものです。

 

1.テリーヌ型を用意して、野菜は、その器に入るよう長細く切る。 ベーコンをコロコロに切る。

2.フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコンを炒めた後、野菜も入れて炒める。

3.水とコンソメを入れて、塩・胡椒もして、ふたをして野菜が柔らかくなるまで煮る。

4.スープの部分に、粉末ゼラチンを溶かし、全体をよく混ぜる。

5.テリーヌ型に、野菜を並べ、ひたひたになるまで、ゼリー液を入れたら、また野菜を並べ、ゼリー液を入れ、と繰り返す。

6.冷蔵庫で冷やし固めたら、スライスして、お皿に飾る。

 

こんな風に、茄子、おくら、人参、茗荷、長芋などを使って、和風のテリーヌにするのも美味しいですよ。

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こんな綺麗で涼やかなテリーヌ、おもてなしにもいいですね。
 
夏野菜のサラダ ジュレがけ

ドレッシングを柔らかめなゼリーにして、涼やかに楽しみます。

ドレッシングはお好みですが、柑橘の果汁を搾ったり、皮のすりおろしを入れたり、香をきかせるとより爽やかになります。 

 

冷しゃぶサラダ

豚肉と野菜をしゃぶしゃぶして、しっかり冷やしてサラダにします。

ピリ辛のたれにしてみたり、青じそ、茗荷、新生姜など薬味たっぷりで食べるのも暑い季節には、特に美味しいですね。

 

しらすと海老と枝豆のゼリー寄せ

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1.枝豆は茹でて、さやから出し、海老も塩茹でして食べやすい大きさに切っておく。

2.鍋に鰹だし、薄口醤油、みりんを入れて、温め、そこへ粉末ゼラチンを入れて溶かす。

3.少し冷やして、とろみがついてきたら、器にラップをして、そこにゼリー液を半分くらいまで入れ、枝豆、海老、しらすを入れて、さらにゼリー液を入れる。

4.ラップの口をとじたら、冷蔵庫で冷やし固める。

5.固まったら、器に出して、お好みで、麺つゆ、出汁醤油などかけていただく。

他の夏野菜を入れてもいいですし、帆立や蟹を入れても美味しいですよ。 綺麗なグラスなどに入れて、固めても大丈夫です。

 

ぶっかけ素麺

お素麺に、ツナやおくら、茗荷、トマトなどの夏野菜をたっぷりのせて、麺つゆをかけていただきます。 ツナやハムはマヨネーズで和えてからのせても美味しいです。

こちらは、塩もみした胡瓜や茄子、茗荷などのお漬物をたっぷりのせたお素麺

とってもサッパリ美味しいので、暑くて食欲の出ない時にもお薦めです。

茄子も塩もみすれば生のままで食べられますし、とっても美味しいですよ。

 

ピクルス

夏野菜をさっと茹でて、寿司酢のような甘酸っぱい液に、ハーブと一緒に漬けこんでおくだけ

副菜にもなりますし、おつまみにもちょこちょこつまめていいですね。  

 

あったかくても冷たくても楽しめる夏野菜の料理

焼き浸し

 

野菜がいろいろたっぷりあるときに作って楽しみたい一品、食べやすい大きさに切った夏野菜をしっかりグリルして、麺つゆと同量のお出汁に漬けこむだけ。

寒い時期には、あったかく食べたいですが、暑い時期には、冷たく冷やしていただくととっても美味しいです。

 

ラタトゥイユやカポナータ

いろんな野菜をトマトとハーブで煮込みます

素材の大きさは、細かくコロコロでも大きめのゴロっとしたものでも、どちらでもお好みで。

トマトが美味しい時期には、是非、完熟トマトで作ってみてください

とっても美味しいですよ。

こちらも暑い季節には、冷たく冷やしていただくのがお薦めです。

 

こんな感じで、サッパリ、ひんやり美味しい夏野菜を使ったメニューをご紹介しました。

明日は冷たくはないですが、やっぱり今こそ食べたい夏野菜メニューを引き続きご紹介します。