女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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すごく嬉しいことがあった日でした。人との出逢いって大切ですね。

昨日は、用事があって、お休みをしたのですが、とっても嬉しいことがあったので、今日は、食べ物とは違うことですが、記念に書いておきます。

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すごく嬉しいことがあった日でした。人との出逢いって大切ですね。

休日散歩

昨日は用事があって妹の家に行きました。

ただ、今は、まだ電車にもバスにも殆ど乗っていないので、どうにか乗らずに行けないかなぁと調べてみたら、1時間50分で歩いて行けることがわかりました。

主人も私も、2時間は、歩ける距離なので、帰りをタクシーにすることにして、行きは頑張って歩いてみることにしました。

Googleマップでルートを調べてみたら、昔、住んでいたところのすぐそばを通るルートだったので、ついでに、自分の通っていた中学校、小学校、よく遊んだ公園、その当時、住んでいた家の前を通ってみました

中学校と小学校は、小中一貫校になったりで、何年か前に建て替えをしているので、懐かしいという面影は全然なく、ちょっと寂しい気分でした。

公園は、なんだか小さく感じ、住んでいた家の前の道も、こんなに細かったっけ?とびっくりする限りでした。

ただ、社会人3年目まで住んでいたので、自分が小さかった時だけではないはずなのですが、記憶って曖昧ですね。

昔のバイト先

高校時代は、殆どバイトはしていなかったのですが、大学時代は、バイトでスケジュール帳がいっぱいになるほど、バイトに明け暮れていました。

いろいろなバイトに挑戦しましたが、中でも一番長かったのが、地元のパン屋さん

大学が受かってからすぐに入って、卒業するまでそちらではお世話になっていました。

パン屋さん

そのパン屋さんは、家族経営で、お父さん(社長)とお母さん、そして、息子さん(店長)を中心に、あとはアルバイトの人々が働いていました。

私の親より少し上の方達で、家族のようによく可愛がって戴きました

バイト歴が長いということもあり、バイトの中で、チーフという役割を戴き、張り切ってバイトしていました。そう、初代チーフだったんです。

寄ってみました

卒業してからすぐは何度か顔を出していたと思うのですが、うちの実家が引越して、その土地を離れてしまってからは、私も行く機会がなくなってしまっていて、ずっと行っていませんでした。

今回、ふと思いついて、遠回りでもなかったので、寄ってみることにしました。

でも、いったいまだそのパン屋さんがあるのかもわからず、ドキドキしながら、行ってみました。

まず、見えたのは、外に置いてあるパンケース、あっ、ある!と興奮し、店名も変わっていなかったのでホッとしました。

ただ、知っている人が今も働いているんだろうか?と不安に思いましたが、まず見つけたのは、一生懸命に、棚のパンの整理をしている白髪の男性。

そう、社長ではありませんか!

またも興奮して、話しかけに行きました。

突然、「こんにちは」なんて言われて、さぞかしびっくりしたことと思います。

驚かせてごめんなさい。

でも、名乗ったらわかってくれたんです。覚えていてくれたんです。

旧姓が珍しかったことも、こういう時はよかったと思いました。

そして、パンを作っている部屋がガラス張りで、見てみたら、社長の奥さんも店長も(店長の奥さんも)皆さん、いらっしゃる!

奥さん(そう呼んでいたので)も出てきてくださって、覚えていてくださって、「最初にね、〇〇(店長の名前)が、◎◎さん(私の旧姓)だ、って言ったのよ」と。

皆さん、覚えていてくださって、感激でした。

そして、「今でもね、昔、ちっちゃい子がいてね、ちっちゃいのに(バイトで、そこまで不便はなかったはずですが)、大学1年から4年までよく頑張っていたのよってみんなに話してるのよ。」なんて言ってくださって、お世辞にしても嬉しかったです。

「会社入って、営業で車、運転してたんだよね?」とか、懐かしいことも覚えていてくださって、そういえば就職が決まった時に、ルイヴィトンの定期入れをお祝いにプレゼントして戴いたよな~とか有難いことをたくさん思い出しました。

本当に家族のようによくしていただきました。

立ち話ですが、懐かしい話や近況など少し話せて、本当に嬉しかったです。

嬉しかったこと

今も変わらずお店があったこと、覚えていてくださったこと、そして、皆さんが変わらずお元気で働いてらしたことがとっても嬉しかったです。

今度は、たまに行ってみよう、と思いました。

今は、なかなかお友達にも会えない状況が続いていますが、人とじかに会うっていうことが大切、そして人との出逢いって、本当に大切だなぁと改めて感じました

ひっきりなしにお客さまが来店されて忙しいお店なのに、私に付き合ってくださってありがとうございました。お騒がせしました。

でも本当にハッピーなひとときでした。