女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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アンチョビじゃが芋グラタン、美味しいコツが逆にあわや失敗になりそうだった話。

じゃが芋のグラタンは、我が家でしょっちゅう登場するメニュー、そして、アンチョビポテトもたまに作りますが、そういえばアンチョビじゃが芋グラタンは、あんまり作ったことがないかもしれません。

でも、このコンビ、黄金コンビで合わないわけがない、というか、お酒好きの人にとってアンチョビ自体がお酒が進んでしょうがない食材ですよね。

ということで、今回、アンチョビじゃが芋グラタンを作ったのですが、コツだと思ってやったことが、あわや失敗につながりそうで焦ったのでした。

アンチョビじゃが芋グラタン、コツが逆に失敗になりそうだった話。

材料

今回は、とうやという北海道のじゃが芋を使っています。

いつものプラチナ通りの八百屋さんで見かけて買ったのですが、それ以来、あちらこちらで見かけます。

今、旬な品種なんでしょうか。

少し黄色いと聞きましたが、これくらいな感じです。

手順

1.じゃが芋は皮を剥いて、5mm厚くらいの薄さに切ります。

 

2.そして、ここがポイント、じゃが芋は水にさらさないで、そのまま、バターを塗った耐熱皿に並べていきます。

 

3.フライパンにオリーブオイルを入れ、そこへアンチョビを入れて、香が出るまで炒めます。

 

4.それを2.のじゃが芋の上にまわしかけるのですが、今回、アンチョビソースもあったので、それも少し入れてみました。

 塩分があるので、味付けの塩はなしで大丈夫です。

 

5.そこへ生クリームを加え、牛乳も少し入れて、じゃが芋がひたひたになるようにします。

 

6.もともと見ていたレシピは、アンチョビオイルを加えて、生クリームと牛乳をかけたら、そのまま焼くものだったのですが、我が家はチーズの焦げたグラタンが大好きなので、チーズものせてみました。

 

7.200℃のオーブンで約30分焼く。

 

出来上がり!

 

ということなんですが、この写真でわかる通り、ちょっとした失敗ができてしまったんです。

我が家は、夜のおつまみに食べたかったのですが、帰ったら、すぐ焼けるように、と思って、朝のうちに6.まで用意して、ラップをして冷蔵庫に入れていったんです。

それで帰ってから、いざ焼こうと思ったら、あれっ、お芋が黒くなっている部分があるではありませんか。

そうです、じゃが芋を煮てから作るグラタンも水にさらさないで作るほうがとろみが出ていい、というので、今回も、とろみのために、水にさらさずそのままお皿に入れ、ということでしたが、すぐに焼かずに、半日、冷蔵庫保存してしまったので、しっかりあくが出てしまったということです。

ただ、もう生クリームもチーズもかかってしまっていて、どうしようもないので、そのまま焼いて食べましたが、味には問題はなかったです。ホッとしました。

そして、このグラタン自体は、とっても美味しく、ワインがとまらない楽しいおつまみとなりました。

写真の見た目は悪いですが、また作りたい一品です。